心洗われて。

平安時代のシンデレラ物語『落窪物語』を田辺聖子さんの

教養をひけらかさない現代訳で『おちくぼj姫(角川文庫)』。

継子いじめを受ける美しい姫君、姫に仕える侍女、

継母への復讐、少将との幸せな結婚を平易な文章で。

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トム・クルーズさま。

もうご覧になりましたか?

ミッション・インポッシブル』の最新作でございます。

週末の映画館は満席、3時間弱という長さも忘れる面白さでした。

来年、この後半が公開されるそうですがこれ、もっぺん見なくちゃ!

リン・スローターの最新作は『忘れられた少女(ハーパーBOOKS)』

こちらも続編を予想させる終わり方で、皆さん商売上手ね~(笑)

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スローター姐さんの世界再び。

最近読んでなかったところを久しぶりに、

カリン・スローター『偽りの眼(ハーパーBOOKS)』。

まぁ相変わらず容赦ないんですが美しくて。

コロナ下の色んな事情もちゃんと組み込まれていて現実的です。

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暑いさなかの3冊。

大雨で災害が起きている地域の方を思えば暑いぐらいなんとも。

しかも吉村昭『高熱隧道(新潮文庫)』のトンネル内に比べたら!

関西電力による、黒部川の水力電源開発の歴史の一部で

大正時代から始まった計画は昭和38年、黒部ダムの完成まで続きましたが

まぁ恐ろしい自然現象に何度も遭遇するし、隧道内は100℃にも1

犠牲者多数、ラストはひんやり怖かった。さすが吉村先生です。

C.J.ボックス『熱砂の果て(創元推理文庫)』。

このシリーズの最新刊ですがうーん、理解しづらかったかも。

でも変わらず応援します。

三浦しをん『墨のゆらめき(新潮社)』

大好きなしをんさんは軽いものを読みたくなくて

マジな長編とか書いていただけないか、と思うのですが

やっぱりこの軽妙さと、微妙なバランスの深さに恐れ入りました。

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ドイツが続いています。

飛行機&客船ミステリーに続いてこちらもドイツ製、

シャルロッテ・リンク『裏切り(創元推理文庫)』

偉大な刑事の父とその死の謎を追う娘の話は意外な展開に。

楽しめました。

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