2時間ノンストップ。

『12日の殺人』。

サスペンスなんだけど未解決、終わるのが惜しい映画でした。

フランスの、適度なエスプリと田舎っぽさと。

主人公にちょっと大谷翔平選手が入っててウケました。

々木譲『警官の紋章(角川春樹事務所』

北海道警察の群像劇、快調です。

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北海道警察シリーズ。

遅ればせながら読み出したシリーズもの、

佐々木譲『笑う警官(角川春樹事務所)』

人物がたくさん出てきますが頑張って追っていきました。

面白かったです。

続いて『警察庁から来た男』

段々大通署の一員になっているような感覚に。

特にラストが良かったな~

庄野潤三『早春(小学館P+D BOOKS)』

いやもうこのシリーズに関して

小学館は素晴らしい事業をされています。パチパチ。

昭和55年の、阪神間の美しい風景や言葉遣い。

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スペイン映画とシリーズ9作目。

早く見たいと思いながらやっと見られた『瞳を閉じて』。

80歳を超えたスペインのビクトル・エリセ監督作品です。

長いんですけど静寂ななかに息詰まるという中毒性が。

前作の『ミツバチのささやき』も見たいです。

大好きなシリーズ第9弾、ユッシ・エズラ・オールスンの

『特捜部Q カールの罪状(早川書房)』

現在の驚くべき犯罪を追いつつ、自らが巻き込まれた

過去の事件に立ちふさがれるカール。早く次作を!

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最近の3冊と2本。

村木嵐『まいまいつぶろ(幻冬舎)』

生まれつきハンディキャップを背負った第九代将軍、

徳川家重と彼を支える大岡忠光。

そばで見守っているような温かい気持ちになった作品です。

ルーシー・ワースリー『アガサ・クリスティー(原書房)

現在はひ孫の方が作品群を管理されているそうですが

その大帝国を生み出したのは当時の階級に合わせた価値観を持つ

自称専業主婦の情熱的な女性でした。

瀬戸内晴美『ゆきてかえらぬ(小学館)』

バロン薩摩について書かれたいくつかの作品のうち

一番読みたかったのが素敵なP+D BOOKSから。

小学館さん、残念なこともあるけどいい仕事もされてます。

邦画をほとんど見ないことを軽く後悔した『夜明けのすべて』。

舞台になった会社で働きたいと思ってしまいました。

大きな事件は起こらないんだけど何この清らかな気持ち!

ウディ・アレン監督『サン・セバスチャンへ、ようこそ』

熱狂的支持者がいらっしゃるのに恐縮ですが

ちょっとキレが悪くなりはりました?

でもスペインのこの素敵な街へ行きたくなりました。

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谷桃子バレエ団、ポール・オースター。

入団されたばかりの森岡恋(もりおか・れん)さんが

主役に抜擢されたと知り、

最初の目撃者になりたくて初めて谷桃子バレエ団の公演へ。

よく伺っている東京文化会館ですが

ダンサーや芸術監督が接客されていたり

たくさんのお花が出ていたり

主役以外のダンサーの写真も多く掲示されていて

楽しいこと楽しいこと。

あとイヤホンガイドもこの公演が初めてではないでしょうか。

試してみたら良かったかな…

一席も余っていないんじゃないかと思われる人気ぶり。

森岡さんと森脇さん、タイプの違うふたりですが

それぞれの持ち味がお互いを生かしていて素晴らしかった。

自然に涙が…  大成功おめでとうございます!

本はポール・オースター『ブルックリン・フォリーズ(新潮文庫)』。

知性とか同性愛とか詐欺とか宗教、中高年の恋愛に

離婚、父娘の葛藤などなんでも詰め込んでありますが

主人公ネイサンのまわりで起きているので追える、良かった。

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