大型新人が。

何かの書評で見てチェックしていた一冊、

逢崎遊『正しき地図の裏側より(集英社)』。

読み進めていくうちに予想する展開とは全く違うのですが

止められなかった。新人作家なのに深い。

彬子女王『赤と青のガウン(PHP文庫)』

彬子さまご学業を全うされ立派です。

言葉遣いも平易で丁寧で美しい。でもこれだけ

お父様を礼賛され、お母様に全く触れないのは…

あの三部作にすっかりやられてしまっていたけれど

こちらはより準備が早かったのに長年手元にあったという

アレン・エスケンス『あの夏が教えてくれたこと

(創元推理文庫)』。またやられました。何度も泣いた。

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