喜代子さま&ペネロペさま。

やっぱり村田喜代子先生ってすごい!『飛族(文藝春秋)』

南のある小さな島にたった二人で暮らす老女と、訪ねてきた娘。

アジサシの姿になって様子を見にくる亡父。

力強く哀しいファンタジーで現実、素っ気なく見える母娘の愛情と防衛と。

ペネロペ・クルスさまを拝みに『誰もがそれを知っている』。

ペネロペのお母さん役の方の存在感が大きくなってきて…

夫役は『瞳の奥の秘密』のリカルド・ダリンさんじゃないですか。

家族が多いので人物相関図を頭に描きながらどうぞ!

篠田節子『鏡の背面(集英社)』

今年の吉川英治文学賞だそうです。

長編でも読ませるし、なりすましのストーリーが面白いのですが

そのあとすぐに村田喜代子先生の作品を読んじゃって…

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